欲しいものが手に入りにくい

 都会であれば、大型のスーパーや百貨店がありますから、世界各国の商品を簡単に入手することが出来ます。お金さえ用意できるなら、世界に存在するものの中で東京中を探し回って手に入らないものなど無いと断言してしまっても良いでしょう。

 しかし、田舎暮らしではなかなかそうも行かないですね。店の数自体が少ないですから、滅多に売れないものを仕入れる余裕はありません。置いておけば、必ず誰かが買ってくれるものしか店にはないのです。

 ですから、田舎暮らしの人が近所で売られていないものを必要とする時には、わざわざ大きな街まで出向かなくてはなりません。そして、もちろん田舎に住んでいるということは、街までの距離が遠いことを意味します。ちょっと行って帰ってくる、というような手軽さはありません。

 では、こういった場合に田舎の人たちはどうしているのでしょう?
 もちろん、必要なものはちゃんと手に入れています。欲しくても我慢しなければならないわけではありません。

 人によって、週に一回であったり月に一回であったりと色々でしょうが、定期的に街に出る日を決めているんです。それまでの間に、今回の買い物で買うべきものをリストアップし、予算とすりあわせながら計画を立てるわけです。そして、当日は買い忘れのないように気を配りながらお店を回ってくるのです。

 これを面倒だと思うか、それとも一つの選択肢と取るかは人によるでしょう。しかし、事前に細かく計画を立てて買い物に行く、というのは家計を安定させる上では重要なことだと思います。衝動買いなど、無計画な買い物で給料日前に後悔したことはありませんか? そういったことが起こるのは、都会の便利さに慣れすぎて、行動する前に計画を立てるという習慣を失ったからだと考えることもできます。年中無休や24時間営業が当たり前の都会では、なかなか買い物の前に熟慮する機会はありません。どんなものでも、ふらっと店へ出向けば買えてしまうからです。事前に営業時間や休業日を確認する、といった程度の作業さえ必要ないのですから、物を買うという行為をまるで呼吸か何かのように何となく行えてしまうわけです。

 田舎の買い物事情を「不便だ」とけなすのは簡単ですが、日々の生活にメリハリが生まれると考えれば、そう悪いものでもないかもしれませんよ。

カテゴリー: 田舎暮らしのデメリット

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