お金持ちしか別荘は買えない?

Q.別荘って確かに素敵な響きだけど、お金持ちしか買えないんじゃない?

A.最近では、そんなこともありませんよ。
現実問題として、不動産の保有にはいくらかのデメリットも伴います。
そのため、安くても良いから今すぐ売ってしまいたいという人も多くいます。

別荘というのは不動産であり、財産・資産として扱われるものです。ということは、親から子へと、相続によって代々受け継がれていくことになります。同時に、不動産である以上は固定資産税など、一定額の支出を生んでしまうという側面もあります。さて、一見すると今の質問とは無関係にも見えるこの二つの事実が、いったい何を意味すると思いますか?

実は別荘購入の敷居が低くなってきていることと、今の二つの話の間には大いに関係があるのです。

例えば、ある別荘所有者がいるとします。しかし、土地を購入して別荘を建てたのは、この人の亡くなった父親だったとしましょう。現所有者は親の遺産を相続する際に、別荘についても相続しました。亡き父は自然を愛する人物で、長い休みには別荘地で釣りや山歩きを楽しんでいました。ですが、現所有者はどちらかといえば屋内で過ごすことを好み、休みは自宅で映画や音楽を鑑賞しているとします。そうなると、今のオーナーにとって別荘やセカンドハウスといったものは特に必要なものではありませんね? それでも、土地付きの戸建てという不動産を持っている以上は固定資産税もかかりますし、荒れ放題にするわけにもいかないでしょうから多少の管理費は必要です。

この場合、現所有者にとって、この別荘は何らメリットがないにも関わらず、お金や手間がかかる不良債権ということになります。別荘の多くは田舎にありますから、住宅や店舗にするには向きません。基本的に別荘以外の使い道はないわけです。こうなると、この所有者は維持費をかけるくらいなら、タダ同然でも構わないから引き取り手がいれば譲りたいと考えるようになります。この持ち主にとっては「マイナスがゼロになるだけでも万々歳」というわけです。

事実、元々の所有者にとっては頭の痛い負債だったでしょう。しかし、その一方で「別荘ライフを楽しみたい」「自然の中でのんびりする空間がほしい」と強く願っていた人にとっては、格安で別荘を手に入れる大きなチャンスとなるわけです。

現代というのは、不動産ブームで別荘などに用いる土地が飛ぶように取引されたバブル経済期に壮年時代を過ごした人々が老年を迎えた時期でもあります。次の世代に受け継がれたは良いものの、ほとんど利用されることなく眠っている物件も少なくありません。中には温泉付きの別荘が100万円で売りに出されるといった例まであるそうです。

バブルがはじけてから長く続いている不況ですが、見方を変えれば「別荘を使わない人はすんなりと手放すことができ、別荘がほしい人は安く手に入れることができる」といった時代でもあるわけですね。こういったケースは、取引に関わる人みんなが幸せになれる状況なのですから、希望に合致した格安物件を見つけた場合はすぐにでも動き出してしまいましょう。不況不況、と嘆くことは誰にでも出来ますが、地価が暴落した時代というのは、土地そのものが必要な人にとってはある意味で大きなチャンスとも捉えられるのです。嘆いても好景気が来るわけではありません。せっかくならば、プラス思考で乗り切りたいものですね。

あなたがこのチャンスをものにされて、素敵な別荘のオーナーになれることをお祈りしています。

カテゴリー: 素敵に生きる ~別荘ライフ~

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