交通手段を考える必要がある

 都心を走る山手線や中央線といった通勤列車は、朝夕のラッシュ時だと1~2分間隔で運転されています。比較的利用客の少ない日曜や昼下がりの時間帯でも、5分も待てば電車が来るでしょう。時々、東京近郊である割に乗降客数の少ない私鉄なんかを利用する機会があると、1時間に4~5本しか通ってなかったりして「なんだ、不便だなぁ」と愚痴ったりもしますね。

 ですが、田舎の電車はこんなものではありません。むしろ、近くに電車が通っていれば良いほうです。

 例として新潟県を走る飯山線という電車の時刻表を紹介します。ある駅の下り線の時刻表です。
※ 5:42 7:07 7:51 12:04 14:23 16:59 18:20 19:44 (JRの時刻表から引用)

 これで、一日の時刻表すべてです。一日に八本しか走りません。電車に乗るつもりで駅に行って、うっかり逃したりしたら次は二時間以上先、ということが当たり前のようにあるわけです。

 もっと田舎になると、一日に2~3本のバスが通っているだけ、という場所もあります。

 確かに、交通網には恵まれていません。
 ただ、そうはいっても車があれば、それだけで問題はほとんど解決します。信号も少なく快適に運転できる田舎道ですから、運転中のストレスは少ないでしょう。むしろ、都会では車の運転が嫌いだったという方が、田舎暮らしを機に車好きに変わることがあるくらいです。

 また車がない場合でも、田舎は助け合いの精神が強いですから、誰かが街へ行く際に同乗させてもらうのも難しくありません。他にも、田舎ならではの乗り合いタクシーなんていうものがあります。

 不便なら不便なりに、そこで暮らす人々は様々に工夫し、助け合い、充分に快適な暮らしを送っているものです。欠点を探すよりも、その欠点をどう補うかに心を砕く方が、田舎暮らしをするうえではずっと生産的だと思いませんか?

カテゴリー: 田舎暮らしのデメリット

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